第7章 病は気から
起きると、濡れた服を着てたまま、身体を繋げたままあやを抱き締めていた。見た瞬間、昼飯の後に手荒く抱いてしまったことを思い出した。
やってしまった、と思ったが、とにかく風呂でお互い身体を洗って着替える必要があると思い、あやから自身を抜けば溢れんばかりに大量の精液があそこから零れ落ちた。
興奮する自分を抑えながら、2人分の着替えを持って、あやを抱っこして浴室に向かった。
「ごめんな…無理させちまったな…」
「ん…」
身体を洗って、溢れるあそこから精液を掻き出してやれば身体には余韻が残っているのかあやの身体は快感に震えていた。声も漏れ出ていた。
「……」
あやの脚を閉じたところに興奮してしまった自身を入れて、いわゆる素股をして一度だけ抜いた。あやの方もいい所に当たったからか身体が大きく震えていったのがわかった。
「はぁ…」
なんとか身体を洗って、その間にお湯を貯めておいた浴槽に2人で浸かった。その間、あやは起きることはなかった。
午前中の身体のだるさはなく、ある程度回復していた。恐らく出した分スッキリ出来たんだろうと思うが今回はやり過ぎにも程があった。
「ほんと悪ぃ…」
ようやく落ち着いて、あやの頭を撫でてやった。
あやはすごい。出会ってから色々あったがあやは大体のことを受け止めてくれている。仕事に文句は言わず、応援してくれているし、家事も一手にこなそうとしてくれる。俺のためにやろうとしていたことに、一時期あやの気持ちを疑ってしまったのは申し訳ないし、夫婦なのだから一緒にこれからもいろんなことをしていきたい。