第1章 登場人物
細かなことは物語中に明かしていきたいと思います。
織田信長/信姫 しんひめ又はのぶひめ
物語開始時:数え年十五
尾張織田家の嫡男として育てられた。
「尾張の大うつけ」と呼ばれるが、実は天才であり、彼の正体を知るものは一部の信用できる者のみ。濃姫こと帰蝶を生涯の妻(おっと)とする。
濃姫又は帰蝶/蝶丸 ちょうまる
物語開始時:数え年十四
美濃斎藤家の姫で、「蝮の娘」と呼ばれる。なかなか肝の座った美少女である。
実はこうしているのも、信長同様、複雑な家庭事情があるため。
信長を生涯の夫(つま)とする。
吉乃 きつの
物語開始時:数え年十四
信長の恋人、後に側室。
信長の嫡男・信忠の母とされる。
蝶丸を女にしたような顔立ちで、情熱的な姉御肌。年下ではあるが、精神年齢は高く、信長の姉の様な存在。