第1章 兆し~山田涼介としての記憶~
はいっ!っ おはようございます!山田涼太です!
明日は高校の入学式! 明日から高校生だって~。
どんな人がいるかなー。
オレね、実はすっごい人見知りなのよ。←
...しまった、テンション上がりすぎて文房具とか買いに行くの 忘れてた。
まだ開いてるかな~(笑) 開いてるよね... 開いてる!(笑)
...でも、急ごう(笑) 実は外 もう暗いんだよね(笑)
良かった~! ホントに開いてて(笑)
店員さん、なんかすっごく嫌な顔してたけど知ーらない←
走って帰ると母さんがテレビを見ていた
テ「平成の名曲特集! 続いてはジャニーズ!~」
母「みてみて! あぁ~なつかし! あ、カッコいい~!」
なにイイ年した人が騒いでんだか...
母「あ! みてみて涼太! Hey! Say! JUMPよ!
母さん昔すっごくファンだったのよ!」
だからどーしたんだか、オレ関係ねーじゃん。
母「ちょっと見てよ! この山田涼介ってひと、もうかっこよ くてねー...」
そのときオレの頭にノイズが走った。
「うっ!!!」
母「どうしたの!」
痛みはすぐに収まった
「何でもないから! おやすみ!」
あれはいったい何だったんだろう...
山田涼介...オレは何かを忘れている?
(はやく...はやく思い出して!!!)