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*大切な人*
第3章 寂しかったはずの部屋
詩「はぁ...。」
帰ってきてそうそうため息をつ
いた。
母「何、ため息ついてるの?」
詩「なんでもなーい」
適当に答え、部屋へ直行。
柔らかなベッドに座り、ボーッと
していた。すると、
『トントンッ』っと窓を叩かれ
る音。そんなはずはない。だっ
て、私の部屋は二階なんだもん
!ん?でも確かうちの部屋の真
ん前って…
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