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不毛な犬と強がりな猫
第4章 犬のきもち
『だから、だから俺と一緒にいてくれませんか。』
『うん。一緒にいるよ。』
胸の中に落ちてきた重さに
手を回して抱き締めた
『どうしようはーちゃん。どきどきする。』
『あはは!あたしもだよ。』
『なんかぐしゃぐしゃでごめんね。』
『いーよ。結果オーライだし。』
『そうかも。』
この手の中の温もりも優しさも
全部君がくれたから
僕は大事に
守っていくことにするよ。
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