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第2章 幼馴染編
「・・・七瀬!危ない!!」
「・・・え?・・・ごふっ!!!!」
ふと名前を呼ばれ、気が付いた時には私は顔面から地面に倒れこんでいた。
・・・・・・何が起こった。
とにかく、背中が痛い。 ジンジンする。
そして、足やら手の地面とぶつかったところが赤くなり、ヒリヒリしていた。
いつの間にかギャラリーが増えているらしく、私の周りは人でいっぱい。
その群衆をかき分けて現れたのは、見慣れた顔の雄大だった。
険しい顔をして「おい、大丈夫か!?」と言い、私のそばに駆け寄る。
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