第2章 回る廻る巡る
―どっかの森―(視点・幸村)
あの後、赤也に皆起きたらここに居た事を話した。
赤也にしては思いの外冷静だった。
珍しい…。
仁「にしても赤也にしてはずいぶん落ち着いとるのぉ…
珍しいなり」
どうやら雅治も同じことを考えていたらしい。
やっぱり不思議に思うよね。
切「ん~そうっすか?」
不・幸「うん、珍しい」
海「で、なんでそんな落ち着いてんだ?」
切「いや、だって怖いもんなしじゃないっすか?
このメンバーって」
海「…それもそうだな」
………………偶然とは思えないよね。
幸「どう思う?不二」
不「偶然にしては出来すぎだね
この中の誰か3人ならまだしも…全員」
やっぱり偶然じゃない…。
でも何故…?
海「周助先輩、精市さん
今向こうに光が見えませんでしたか?」
不「僕にも見えたよ」
幸「ごめん、俺は考え事してたから見てなかった」
切「部長!部長!」
幸「…赤也?あんまり遠くに行ったら駄目だよー?」
ちょっと目をはなした隙に赤也と雅治は1、2m先に居た。
…なんかひどく興奮してる?
切「部長!すっげーっすよ!!
なんか映画の中みたいな町があります!」
仁「……日本ではないようじゃのぅ…」
日本じゃないのか…気になるな。
俺も見てみよっと。