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魔界系男子とマフィア

第3章 出会っちゃいました



―裏路地―(視点・幸村)



獄寺って人は携帯を返して焦ってる。

…そんな顔されると悪戯したくなるじゃないか。
フフフッ…
周助達にこっそり目配せする。


幸「どうかしたのかい?
そんなに焦って」
獄「いいから逃げろってんだろ!
一般人を巻き込む訳にはいかねんだよ!!
殺されっぞ!?」

5人『殺される?
何いってん(の/じゃ/ですか)』
獄「だっ…!?」
幸「赤也!」
切「うっす」

赤也の名前を呼ぶ。
それを合図に赤也が長めのナイフを出し、そのナイフを持った手を人の気配が来る方に滑らせる。


海「逃げろ?一般人?」
仁「残念じゃのぅ、一般人なんて」
不「生まれた時から対象外だよ」


溢れだし、飛び散る血。
バタバタと倒れていく身体と落ちて転がる頭。
それは人だったもの。

あ、黒いブーツが血で汚れちゃったよ。
汚いなーもう。


幸「じゃ、獄寺くんだっけ?をお家に届けますか」
海「あ、いいこと思いついたんすけど」
幸「?いいこと?」
海「っす、いつ家に帰れるかわかりませんし
情報屋とか運び屋やるのどうっすか」
幸「いいね」
切「俺も賛成ー!!」
仁「俺もじゃ」
不「じゃ、そうしようか」

ちなみに面白そうなこと楽しそうなことは大体が今みたいにすんなり決まる。

仁「なんて名前にするかのぅ」
不「そうだね…」

切「はいはい!
緑がいいっす!」
海「緑?なんでだ?」
切「ジャージだよジャージ!」
4人『ジャージ?』
切「黄色と青色って混ぜたら緑になるじゃないっすか!」
幸「なるほど…」
海「でも緑とかグリーンだと普通だな…」

4人で悩んでいると周助がいきなり手を叩いた。

幸「何か思い付いたのかい不二」
不「ああ、手塚がドイツにいったじゃない?」
幸「行ってたね」
不「それでドイツ語でグリューンはどう?」
幸「グリューンか…うん、いいんじゃないかな」
仁「じゃ、グリューンにきまりじゃのぅ」


唖然とする獄寺くんを放置して決める。

切「じゃあ、これが【情報・運び屋グリューン】初仕事っすね!!」

あ、赤也の目がキラキラしてる…!
可愛い…!

そして俺達は獄寺くんに道を聞いて、力を使って出したバイク(獄寺には見られてない)で走り出した。
(免許なんて持ってないけどね♪
しばらく家に帰れないってことで情報の偽造もバッチリ)




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