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*Forbidden Love*【R18】

第2章 来栖 龍之介・壱





いくらアフターピルを持っているからと言って、100%避妊出来る訳ではない。
それに彼女は人妻…万が一の事があったら…


「ダメよ…中でイくまで逃がしてあげない…」

「ぁっ…」

がっちりと両脚で腰の辺りをホールドされる。
これでは本当に逃げる事が出来ない。


「瞳さっ…」

「ほら…私の中で思いっきり出しちゃいなさい…」

「んっ、ぁ…」

さっきよりきつく締め付けてくる内部。
このままでは本当にイってしまうと頭では解っているのに、すっかり快楽に支配されている体は言う事を聞かず勝手に動いてしまう腰を止められない。

(ダ、ダメだ…気持ち良過ぎてもう…っ!)


「っく…!」

「ぁっ、ぁあっ…!来栖くんの熱いのが出て…っ…」

せめて浅い所で出そうと努力したが、それは彼女に許してもらえなかった。
限界まで密着している互いの結合部…俺は見事なまでに一番奥で射精してしまったのだ。
けれど…

(…こんなの病み付きになる……)

背徳感に勝っている高揚感。
箍が外れた俺は彼女の体の向きを乱暴に変え、今度は後ろから貫く。


「ぁっ、ぁっ…来栖くん…っ…」

「煽ったのは瞳さんですから…最後まで付き合ってもらいますよ?」

「ぁんっ…!」

一度中で出したなら、二度も三度も同じだろう。
そんな身勝手な言い訳をしながら、俺はその後数時間に及んで瞳さんの体を貪り続けた…













「来栖くんたら…本当に激しいんだから……」

「……、」


情事の後、俺の腕の中にいる瞳さんがそうぼやく。
我を忘れてのセックス…泉に対して若干の後ろめたさはあったが、俺は瞳さん自身にすっかり夢中だった。

(そもそも俺と瞳さんを会わせたのは泉だ…俺は悪くない)


「ねぇ来栖くん…」

「っ…、瞳さん…?」

俺の胸板を厭らしく撫でながらこちらを見上げてくる彼女。
そんな事をされたら、一度治まった俺のモノがまた反応してしまう。


「百合香ちゃんとはお別れして…本気で私のものになる気ない?」

「…え……?」



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