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*Forbidden Love*【R18】

第2章 来栖 龍之介・壱








「嬉しい…来てくれたのね」

「……、」


結局俺はあの後瞳さんに誘われるがまま、彼女がいるというホテルに来てしまった。
部屋へ入るなり、彼女に手を引かれベッドルームへと案内される。



「まずは乾杯しましょ?」

そう言う彼女が用意してくれたのは高級な赤ワイン。
2つのグラスにそれを注ぎ、そのうちの1つを俺に手渡してきた。


「正直来てくれないんじゃないかって不安だったんだけど……勇気を出して電話して良かったわ…」

「…瞳さん……」

はにかむ彼女が可愛い。
泉の口からは絶対に聞けないようないじらしい台詞だ。
不覚にもドキドキしてしまっている自分の気持ちを隠すように、俺はグラスの中のワインを一気に呷った。


「ふふ…イイ飲みっぷりね」

「…酒には強い方なので」

「そうなんだ……でも…」

グラスをテーブルに置いた彼女が俺の太腿に触れてくる。
そして誘うような上目遣いでこちらを見上げてきた。


「せっかく会いに来てくれたんだもの…今夜はお酒より私を味わってほしいな…」

「っ…」

着ていたシルクのナイトガウンを脱ぐ彼女。
その下に隠されていた姿にごくりと唾を飲む。


「この格好どうかしら…?来栖くんに喜んでほしくて着てみたんだけど…」

「……、」

所々レースがあしらわれた黒いシルクのベビードール。
けれど肝心の乳首の部分は布地が薄く、ピンク色のそこが丸見えだった。

(…エロ過ぎるだろ……)

その厭らしい姿に、当然下半身は反応してしまう。


「今日ここに来てくれたって事は…来栖くんも"そのつもり"だったんでしょう?」

「お、俺は…」

「この間みたいに…私を好きなようにしていいのよ…?」

「…!」

耳元でそう囁かれ、フラッシュバックする彼女との情事。
初めての相手とは思えない程、俺たちのセックスの相性は良かった。
またこの体を味わえる…そう思うと、俺の股間はどんどん熱くなっていって…



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