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青空と誓いと

第3章 誓い


翌朝江戸の人々は、橋の真ん中に倒れた天人に騒いだ。
赤い毛の、ライオンにそっくりな天人を一太刀で斬ったのは誰かと皆が噂し、真選組も聞き周りに労力をさいたが、目撃者すら現れなかった。

その夜、江戸から一隻の宇宙船が旅立った。
甲板に立つ男の碧眼は、わずかに赤く腫れていた。

悪かったな。守ってやれなくて。
ったく、腐った世界だ。絶対に、ぶっ壊す。
だから、新しい世界で、また会おうぜ。
俺はけっこう執念深ぇんだ。忘れねぇ。
お前も俺の事、忘れんじゃねぇぞ。
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