• テキストサイズ

【イケメン戦国】月の兎は冬に焦がれる

第6章 【閑話休題】ゆきとすず






「ひ、ん、ゆきっ、」
「俺も、ずっとこのままでいてぇけど無理だから」


ぐいぐいと俺の腕を押し、ひょこ、と覗いたすずの目が、期待と不安で潤んでいる。



「だから、今日その分する。付き合えよ、な」
「わぁっ…ぁ、ん、ふふっ…明日、起きれるかな、ぁ」



そう言いながらはにかむ、すずの眦に口付けて滴を舐めとる。
擽ったそうに身を捩りながらも、嬌声は止むことなく。
また奥へ奥へと、駆り立てられる。


「はあっ…

おれ、すずとしか、こんな事は金輪際、しねぇからっ…」


「嬉しいっ…ゆき、ゆきぃっ」



甘やかしているようで、その実、甘やかされている。
柔らかくて温い膨らみに頬を寄せ、見えないように涙を零す。
そんな俺の弱さすら見通されているのだろう、けれど…




俺は、すずがいないと駄目だ──



/ 258ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp