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【イケメン戦国】月の兎は冬に焦がれる

第4章 刹那主義







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「やあ、佐助と姫も戻ったか。

この勝負、謙信と幸の圧勝だった」



「もー、開始してすぐ見つけてたなんて…グウの音も出ないと言うやつっ」


「ほんと、さんは罠のかかり損だったな…」









広間へと戻る道すがら。
直前に答えを導き出していた佐助くんに、お宝は「お酒」である事。
見事見つけた謙信様に、厨に隠されていた事を教えられた。



「さ、酒…?

確かに常に欲してそうだけれど…その心は…?」



「皆の名前を声に出して言ってみたら…自ずと答えは導き出される」
「御託を並べずとも、彼奴の考えそうな事などすぐに分かる」



「なるほど!みんなの名前の中に『さ』と『け』!!

…分かってみたらずっこけそうな程単純…あるあるー」



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