Rein Carnation《進撃の巨人/ライナー》
第8章 Desire
あの哀しい瞳が、結衣の目に焼き付いていて、離れない。
「ん、あ・・・あぁっ・・・!」
ライナーとは違う異物感に身体が逃げようとするが、エルヴィンが腰を掴んでグッと深くにモノを押し付けると、結衣の身体は揺れ、膣がエルヴィンのモノを何度も締め付けた。
「・・・まさか、挿入しただけで達した訳じゃないだろうな」
身体が逃げた結衣をエレベーターの隅に追いやり、座った態勢から身体がずり落ちて床に背を付ける結衣を包む様に、そして逃がさぬように抱き締めて腰を動かす。
「う、は・・・あっ!奥っ・・・すぐキちゃ・・・」
「いいよ、見せて」
エルヴィンが耳元で囁けば、その言葉の後、すぐに結衣の身体は強ばって強く揺れた。
息の荒い結衣の耳の外輪を舐め、落ち着いた頃にまたゆるゆると腰を動かす。
結衣の口の端からはだらしなく涎が垂れ、エルヴィンはそれを舌で舐めとった。
「結衣は・・・甘いな、味も、香りも・・・」
反応がほとんど出来ない程にまた強い快感に襲われる結衣を、エルヴィンはキスをして結衣の一番気持ちいい場所を、興奮冷めやらぬまま、本能のままに突き続ける。
その途中にも結衣は何度か達するが、エルヴィンは休まずに腰を動かし、絶頂感に結衣が潮を少し吹くと、エルヴィンも遂に達した。
結衣は力無くエルヴィンを見つめる。
眉間に力が入り、目を伏せた彼の表情は、泣き顔のそれとよく似ていた。