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【おそ松さん】マツノトクエスト

第25章 【番外編】マツノトクエスト 第二十四話



 ただ問題なのは、地下の入り口に髑髏マークが書かれている事。
 これは一体なんなのか、あまりいい感じはしない。

「ねぇ、ここのドクロの所ってなんだと思う?」

「んー……罠、かそれともここに番犬でもいるとかぁ?」

「え、番犬……ってもしかしてモンスターとか?」

「さぁな~、行ってみないとわかんねぇなぁ」

 二人して首を捻りながらも紙きれをおそ松がポケットに仕舞い、先に全部の部屋の散策をしてしまおうと部屋を出て行く。
 さっきの血の多い人達らしき声はないので安心して歩けると言うものだ。

 そのまま、他の部屋に侵入して中に盗賊がいる部屋もあったけど奥に行くにつれて盗賊達の柄が違う気がした。
 入口側の方がまだ若いって言うか血の気が多い人が多くて、目の前で喧嘩をおっぱじめる人達がまたいたけど、新入りの前だと宥める人もいてくれて討伐予定なのにいい先輩もいるのだなと思ってしまう。
 まぁ、それでも悪い事した事をゲラゲラ笑って話してくるし、勇者を殺すだの八つ裂きにしてやるだの言ってるのでおあいこだよね。

「っし、これが最後の部屋だな。さすがにお頭の部屋に入る訳には行かねぇし先にこっち調べるぞ」

「うん!」

 左側の一番奥の部屋、一応おそ松がノックをすると扉が開く。
 
「あぁ、お前さっきの」

「あれぇ、こんちゃーす!! さっきはどうも」

 ━━━━━━━━━━パンの人。
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