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【おそ松さん】マツノトクエスト

第18章 【番外編】マツノトクエスト 第十七章



「えー、二人共いいなぁ自分の気に入った職業につけてさぁ」

「ナス子のそれは一体何の職業なんだ?」

「見るからにわかりづらいよね? でも多分召喚師……かなぁ? 純潔の乙女とか言う職業なんて聞いた事ないし」

 うーんと自分のステータスを確認する。

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 名前:ナス子
  職業:純潔の乙女
  LV20 経験値××

 攻撃力××
 防御力××

 装備
  モリヌケ名物キノコハット
  モリヌケ名物キノコペンダント
  モリヌケ名物キノコペイントシャツ
  モリヌケ名物キノコ型スカート
  旅立ちの革靴  
  キノコ模様ソックス

 武器、ハリセン
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「自分の恥ずかしい事を外に晒してるようなものだよね、とりあえずこの世界ではナス子姉はしんぴ」

「お黙りなさいトド松!」

 言われたくない新品を話題にされ、私の標的が腕に絡みついていたトド松に向くが、トド松はさり気なく私から離れて行く。

「職業変えたいなぁ、ていうかこの職業の名前を変えたいなぁ」

「でもさぁ、その名前変わっちゃったらナス子姉の特別な位置も変わっちゃうかもよ? 確かに外歩いてて読まれるのは恥ずかしい名前ではあるけど、一応伝説の乙女(笑)な訳だし、召喚技も見てるとある意味チートだよね、あれって」

 ……わかっていた。
 わかっていたさ、この世界では唯一無二の伝説の新品達、そして純潔の乙女。
 そして私が呪いを解くカギと言う事も理解出来た上で、私の与えられた役割は思ってたよりも世界を救うには大事な役割で、あのF6達だって召喚するだけでオーラが半端なく、チートのように強い。
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