第1章 憂鬱王子はキスをくれない.
初めての時は凄く痛いって聞いていたのに
私が聞いた話とはまるで違っていて困惑した
「 じゃあ今度はお前が舐めて 」
私の目の前に黒尾さんのモノが差し出された
これは … 初めて見た男性器に凄く戸惑った
目の前で見ると結構グロテスクじゃないか …
── ってこれを舐めなきゃいけないの?!
女の子はみんなこんな事してるのだろうか?
とりあえず触ってみようと静かに手を伸ばす
「 意外と固い … 」
「 お前余計な感想は言うな、萎える 」
握ってみると脈を打つ様にピクピクと動く
周りの皮は柔らかくて手触りは気持ち良い
「 舌出してみ?周りからゆっくり舐めろ 」
指示通り舌を出しまるでソフトクリームを
食べる様にペロペロと周りを舐めていく
黒尾さんは体を半分起こした状態のままで
私が自分のモノを舐めているのを眺めている
「 そうそう 上手いじゃねぇか
じゃあ次はこれを口の中に全部含んでみろ
言っとくけど歯は当たらねぇ様にしろよ 」
口をゆっくり開いて彼のモノを押し込んだ
歯が当たらないようにってどうしたら良いの
口に含んだもののどうしていいか分からずに
そのまま固まっていると黒尾さんが言った
「 そのまんま頭を上下に動かしてみろ 」
黒尾さんに言われた通りにやって見るものの
上手く出来るはずもなく動きがぎこちない
呼吸もしずらいしなんだか息苦しくなった
「 流石にこれは下手くそだな
こりゃこれから仕込んでいくしかねぇな 」
すると見兼ねた黒尾さんの手が伸びてきて
私の頭を両手で掴み自ら上下に動かし始めた
ただでさえ呼吸がしずらいのにも関わらず
黒尾さんは御構い無しに私の頭を動かした
「 ぐふっ … 苦しぃ … 」
「 何だよ、折角良い所だったのに 」
私は無理矢理 彼の動きから逃れ咳払いした
あんまりにも奥まで突っ込むものだから
途中でご飯を吐きそうになってしまったのだ
ったくこの男はもっと優しく出来ないのかな