第1章 悲劇のヒロイン
──────
「れ、さ..ぁっ」
「いっぱい...濡れてきたね」
「ぁっ..ソコは....っ」
「一緒に...気持ちよくなろう」
「怜さん...」
「力は抜いてね...ん」
「あァっ...れ、れぃさ..んんっ」
「ぁ...痛くない?大丈夫?」
「だいじょ、ぶっですッ...きもちっ」
「うんっ」
「んぁっ...ああっ」
「ま...ひろさンッ」
「もっイイッ」
「うん...イクのっ、こえッ聞かせて」
「はぁっ...あァッンン!!」
┈┈┈┈┈┈
こうして私と怜お義兄様の関係が始まった。
もちろん誰にも言えない
言えるはずがない
そんな秘密の関係に溺れてしまった
私の心とカラダはどうしても
また、求めてしまう
1年ほど経った今
私の元へ1通の黒い手紙が届いた。
-----------------