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水面下の梟【ヒロアカ】
第9章 光と影、そして闇
「すげぇなイレイザー!おまえんとこのクラス!!!」
マイクが叫ぶ。
こうなれば、実況も何もあったものではなかった。
「……1年に、あんな個性の奴っていなかったよな」
音声が入らないよう、スイッチを切って聞く。
「はァん?」
マイクは何のことだと首を傾げた。
──…考えすぎか。
「いや、何でもない」
それきり、相澤は何も口を開かなくなった。
少しの間マイクは相澤を訝しげに見つめていたが、諦めたのかすぐに実況に戻っていった。
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