第12章 見え隠れするは爪か牙か
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「敵活性化の恐れ…か」
会議室。
教師たちが一堂に会し、真剣な顔を突き合わせていた。
どうやら、今回の期末試験の内容について話し合っているらしい。
「これからの社会、現状以上に対敵戦闘が激化すると考えれば
ロボとの戦闘訓練は実践的ではない」
「そう、だから…
これからは対人戦闘・活動を見据えた、より実践に近い教えを重視するのさ!」
根津の言葉に、教師全員が同意を示す。
それからはテキパキと話が進み、どの教師がどの生徒と組むのか、それらの発表が全て終わる。
「…組の采配は以上です」
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