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降谷零、部下に恋をする。

第3章 第2の顔


降谷さんが終われば一度帰っていいと言ってくれたのでとりあえず今やっている案件を終わらせた。

柚鈴「終わったぁ。やっと帰れる、、」
ボソッとそう呟くと健ちゃんが羨ましそうなそして裏切られたような顔で私を見つめる。

柚鈴「あの、、健ちゃん?やだよ?」
川島「そんなこと言うなって!な?頼むよ!!」
柚鈴「、、ちょっとだけだからね」

はぁと息を吐き席に着く。
数時間前に風見さんに置かれた書類を片付けるのを手伝ってほしいと土下座する勢いで頼まれたので仕方なく。
2人で書類の山を潰して行く。
結局三徹したところで家に帰る。
お疲れ様ですと先輩たちに告げるとまたホワイトボードの降谷さんの欄には現場と書かれたマグネットが貼ってあった。

5時。
家について軽くシャワーを浴び3時間ほどの軽い睡眠をとる。
8時になり登庁は午後からでいいと言われたことを思い出し朝ごはんを取るために近くの喫茶店へ向かう。

ドアを開くとカランカランと音がなる。
?「いらっしゃいませ!何名様で、、、すか?」
少し戸惑ったような店員さんの声に疑問を感じ声の主の顔を見る。
柚鈴「え、ふる、、」
?「1名様でよろしかったですか?」
ニコッと笑顔を貼り付けた顔で私の言葉を遮るようにそう言った彼。
降谷さんなんだけど降谷さんじゃないみたい、、、
?「あの〜」
柚鈴「あ、はい。1人です。」
そういうと席に案内してくれた。
梓「安室さーん!こっちお願いします!」
安室「あ、分かりました!」

どうやら彼は安室さんと言うらしい。
ドッペルゲンガー?いや、流石にそれはないか。
でも確かに明け方警察庁を出た時は降谷さんのところには現場と書いてあった。
喫茶店が現場扱いなのか、、?

?「ねぇ、お姉さん安室さんと知り合いなの?」
声をかけられそちらを向くと眼鏡をかけた小学生くらいの男の子がいた。
蘭「ちょっと、、コナンくん!すみませんいきなり、、」
コナンくんと言われた男の子のお姉さんなのかいきなり話しかけてきたコナンくんに注意をする高校生くらいの女の子。
コナン「ねぇねぇ!知り合いなの??」
安室「コナンくん、いきなり知らない人に話しかけたらだめだろ?あ、ご注文はお決まりですか?」
柚鈴「あ、ハムサンドとコーヒーをお願いします。」
安室「かしこまりました!」
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