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降谷零、部下に恋をする。

第8章 隠し事


零と付き合ってもうすぐ1ヶ月が経とうとしている。
付き合ってみて思ったこと
零はとてつもなく甘い。そしてすごく心配性。
愛されてるんだなぁって実感できるし気にかけてくれてることはすごく嬉しい。
でも私ももう大人だからそんなに心配しなくても、、なんて思ったりもして。

今日は風見さんから緊急の収集がかかり今は風見さん、健ちゃん、先輩2人と会議室にこもっている。
風見「最近活発に動き出した組織がある。その組織は薬を裏ルートで日本に流し入れ、密売しているらしい。1週間後にホテル開かれるパーティにその組織のトップが出席することがわかった。そこで俺たちが潜入捜査することになった。」
川島「潜入、、捜査、、」
風見「そこで財前。お前に頼みがある。」
柚鈴「はい」
風見「その組織のトップは大の女好きだそうだ。公安に女性はお前しかいない。それでだ。お前もパーティに参加しそいつに接触してほしい。」
柚鈴「ハニートラップ、、、ですか?」
風見「お前が組織のトップの注意を引きつけてくれてる間に俺らは証拠を掴む。なるべくお前が危険な目に遭わないようにする。だから、頼めるか、、?」
柚鈴「は、はい、、」
ハニートラップなんてやったことがない。
そもそも私に出来るのだろうか、、、
川島「あの、今回降谷さんは、、?」
風見「降谷さんは別の案件で潜入捜査を行なっている。だから今回降谷さんの負担をあまり増やさないようにと俺たちだけでやることになった。」
川島「そうですか、、」
風見「では、また詳しい情報が入ったら追って連絡する。解散。」

風見さんの声でみんながバラバラと会議室から出て行く。

柚鈴「はぁ、、私に出来るのかな」
降谷「どうした?」
誰もいなくなった会議室
独り言のように呟いた言葉はいつからいたのだろう、降谷さんに拾われてしまった。
会議室のドアを閉め私の隣まで来る降谷さん。
柚鈴「お、お疲れ様です!降谷さん!」
降谷「零、だろ?」
柚鈴「でも、、仕事中ですし、、」
降谷「構わない。今は俺と柚鈴しかいない。」
そう言ってぎゅっと手を握られる。
付き合って1ヶ月、電話やメールは毎日してるけど安室さんに忙しいみたいで会うのは2週間ぶり。
降谷「会いたかった、、」
柚鈴「私も、、」
そう言って重なる唇。
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