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降谷零、部下に恋をする。

第7章 シンジツ


柚鈴「お先に失礼します!」
19時過ぎ、少し遅れてしまったがなんとか仕事を終わらせる。
安室さんに終わりましたと連絡を入れるとまだ安室さんは終わっていないらしくポアロまで行くことにした。

安室「お待たせしました!誘っておいて待たせてすみません」
柚鈴「全然大丈夫ですよ!あ、今からどこかいくんですか?」
安室「はい、ディナーに!車とってくるので待っていてください!」

すぐに真っ白なスポーツカーが現れる。
あれ、この車降谷さんと同じだ、、、
安室「どうぞ!」
そう言って助手席に座るように指示されシートベルトを閉めるとゆっくりと車が走り出す。
15分ほど走ったところで車は止まり、安室さんに案内されレストランに入る。

柚鈴「わぁ、すごい!」
ウェイターさんに案内されたのは大きな窓が正面にある席でそこからはライトアップされた東京タワーなど夜景が一望できた。
安室「ふふ、喜んでいただけて良かったです!」
柚鈴「こんなに素敵なところ初めて来ました!」
安室「柚鈴さんの方がずっと綺麗ですよ?」
柚鈴「え?」
安室「ふふ、すみません。今のはキザでしたね」

それからフレンチのフルコースが順番に運ばれて来る。
デザートを食べ終えコーヒーを飲みながら他愛のない話をする。

安室「僕、柚鈴さんに言わないといけないことがあります」
柚鈴「言わないといけないこと、、?」
安室「僕、柚鈴さんが好きです。もちろん友達としてではなく1人の女性として。だからあなたの恋人としてそばにいたいしこれからもこうやって2人きりで食事をしたり出かけたりしたい。そう思っています。他愛のないことで笑いあったりなんでも話せる仲のいい恋人になりたいです。でもそのためには柚鈴さんにずっと隠していた事を言わないといけません。それは、、、安室透という人物は存在しない。ということです。」
柚鈴「存在、、しない??」
安室「はい。僕の本当の名前は、、、降谷零。職業は警察庁警備局企画課、通称ゼロに所属する公安警察。つまり財前の上司だ。」
柚鈴「え、、安室さんと降谷さんは同一人物、、?」
降谷「安室透として潜入捜査をしていた。お前は安室透ではない俺を愛してくれるか、、?」
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