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降谷零、部下に恋をする。

第6章 やり場のないこの思い


侑芽「もしもし柚鈴?もうお昼休憩入った?」
柚鈴「もしもし!入ったばい!」
侑芽「今ね、適当に歩きよったらよか匂いする喫茶店見つけて入ったと!ポアロって言うっちゃけんど、そこ来れる?」
柚鈴「ポアロね!わかった!今から行く!」
侑芽からの電話を切って急いでポアロに向かう。

侑芽「柚鈴!こっちこっち!」
柚鈴「侑芽!久しぶり!本当に会いたかったばい!」
侑芽「うちも!あ、うちハムサンドとコーヒー頼んだんやけど、柚鈴はどうする?」
柚鈴「うちもそれで!」

侑芽がさっと注文を済ませてくれる。
侑芽「あんね、柚鈴に聞いてほしか話があると!実は、、、彼氏ができました!」
柚鈴「え、ほんと?おめでとう!!」
侑芽「ありがとう!職場の先輩なんやけど入社したときからずっと優しくしてくれとって気になっとったん!先月ついに告白してくれたと!」
柚鈴「え、すごか!なんて言われたと?」
侑芽「[侑芽のことばり好いとーっちゃけど俺の彼女になってくれん?]って!!」
柚鈴「やば!想像しただけでにやけてしまう!」
侑芽「柚鈴は最近どう?」
柚鈴「んー、気になっとー人がおると」
侑芽「え、誰??」

安室「お待たせしました!ハムサンドとコーヒーお二つずつです!」
そう言っていつものように笑顔の安室さんが運んで来てくれる。

柚鈴「あの人ばい」
侑芽「え、まじ?ばりイケメンばい!ちゃんとアタックしとーと?」
柚鈴「しとらんばい!だってどげんしたらよかか分からんし!」
侑芽「だめばい!柚鈴は美人なんやけんもっと自分に自信持って積極的にアタックせんといかん!」
柚鈴「んー頑張ってみるばい。」

なんて言ったもののどうやってアタックしたらいいのか分からないし、、、
なんて思いながらハムサンドを頬張る。
それからしばらく高校時代の思い出の話とか職場の話とか他愛のない話をたくさんした。

侑芽「あ、もうこげん時間!うちお昼休憩終わるけんそろそろ戻るね!」

そう言って急いでポアロを出て行った。
ふふ、あぁいうところ変わらないなぁなんてちょっと嬉しくなる。
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