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降谷零、部下に恋をする。

第5章 自分に素直に


もうすぐ健ちゃんの誕生日。
公安警察なんて誕生日も関係なくオフィスに缶詰状態。
でも風見さんにお願いして少しだけパーティをさせてもらえることになった。

柚鈴「風見さん!降谷さんって次いつ来られるか分かりますか、、?」
風見「降谷さんならさっき休憩室に入って行ったぞ」
ありがとうございますと告げ休憩室へと向かう。
忙しい降谷さんの貴重な休憩時間。
もちろん邪魔はしたくないけど健ちゃんのため、、。

柚鈴「失礼しまーす。降谷さんいらっしゃいますか?」
降谷「あぁ、財前か。どうした?」
柚鈴「あ、あの降谷さんって明後日って、、、」
降谷「明後日?登庁する予定だが?」
柚鈴「よかったぁ!健ちゃんの誕生日なんです!」
降谷「健ちゃん?」
柚鈴「あ、川島の!だからみんなでちょっとしたパーティやろうってなってて。降谷さんも参加してくれたらすっごく嬉しいです!」
降谷「あぁ、分かった。参加するよ」
ふわって綺麗に笑う降谷さん。
つい見とれてしまう。
降谷「財前?俺の顔になんか付いてるか?」
柚鈴「あ、いえ!すみません。降谷さんの笑った顔初めて見たなぁって、、」
降谷「へ?」
柚鈴「すごく綺麗だったのでつい見惚れてしまいました、、、あ!それでは明後日お願いします!」
そう言って休憩室を後にする。
柚鈴「うわ、、、私なんてことを、、、」
自分の言った大胆発言に思わず顔が熱くなる。

降谷零said
柚鈴「降谷さんも参加してくれたらすっごく嬉しいです!」
なんて君が嬉しそうに言うからつい、釣られて俺も笑顔になる。
柚鈴「すごく綺麗だったのでつい見惚れてしまいました、、、」
そう言って休憩室から出て行く財前

降谷「今のは不意打ちだ、、」

なんのためらいもなく綺麗だとか見惚れたとか、、
しかもいい逃げだし。
でもこの赤くなった顔を彼女にみられるよりかは良かったのかもしれないと思った。
ドアの外で財前が顔を赤くしているなんてことは知らずに、、


降谷零said end.
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