【文豪ストレイドッグス】死んだら友人とトリップした件。
第1章 トリップしちゃったんだけどどうしよう(白目)
「おや。目が覚めたかい?」
耳元で聞こえてくるとても聞き覚えのある声。
「大丈夫かい?」
心配そうにこちらを覗いてきた人は…
文ストの太宰さんだった。
まあ説明しよう。
私の名前は月村澪。
私の記憶が正しければ私はさっき死んだ筈なんだ。
友人の結花と遊びに行った際に運よく突っ込んできた暴走車に轢かれ、死んだ筈。
…多分。
なんせ確証がないもんで。
別に死後の世界を見たわけでもないし、実際こういう歪な形で私は生きている。
さぁ。語ろうか。
これからここで起きる、私たちの怪奇譚を。