第13章 今夜は朝まで離さない/後編/R18
(ヌルッ…ーー)
「あっ…!!」
一瞬 触れただけで、指が滑るほどの愛液が絡みつく。
「すごく濡れてる…」
「い、いゃ!」
涙目になった莉菜さんが俺の胸に顔を埋める。
「恥ずかしがらなくていい、嬉しいから。それに、見て」
はち切れそうにまで腫れ上がった自分のモノを見るよう、莉菜さんを促した。
亀頭の先端は すでに無色透明の液体でドロドロのヌレヌレだ。
「わっ、何かいっぱい出てる!」
「俺もとっくに濡れてるから同じだ」
「 一緒…?」
「ああ。だから恥ずかしがる必要なんてない」
「佐助くん……」
顔を上げた莉菜さんの額にキスをする。
可愛いな…
初めてなのに こんなに濡らして。
きっと中はもっと濡れてるんだろうな。
心の中でそう思ってから中指の指先で入り口をくすぐってみると、中に溜まっていた愛液がトロッと流れ出した。
(クチュッ…)
「あ!」
(くちゅくちゅくちゅ…)
「うぁ… あっ、んっ、気持ち、いい………」
「気持ちいい?」
「うん… ゾクゾク、する………」
「もっと気持ち良くなりたい?」
(ぬぷ…)
「え…っ?」
「なりたい?」
(ぬぷ…)
「あ、」
「莉菜さん、教えて」
(ぬぷぬぷぬぷっ)
「あぁあっ…!」
入り口をくすぐるだけのつもりが、いつの間にか中指が丸々飲み込まれていた。