第10章 熱帯夜に見た夢/R18
「今日はここまで」
「え」
「ごめん… これ以上行くと本当に止まらなくなる。初めての時はこんな所じゃなくて、もっとちゃんとした場所で抱きたい」
「!」
「ここで止めるのは死ぬほどツライけど我慢する」
「つらい?」
「ああ、ツライ。興奮し過ぎて、すでにアレもマックスの状態だ」
「!?」
アレって。
アレだよね?
自然と佐助くんの股間に目が行く。
「………」
注意深く見てみたけど暗くて良くわからない。
「あ、あの… 佐助くんつらいのに、私… なんかごめんね……」
「大丈夫、ありがとう」
佐助くんはそう言って、優しく頭を撫でてくれた。