第16章 今までの出来事はとても素晴らしい
「起きナサイ!」
『わっ!?』
うぇ!?何事だ?
どうやら昨日疲れたから家に帰って寝ていたら朝を迎えていたらしい
「フフフ…寝ボすけサン、今日はアナタが主役ナノヨ」
『うーん…もう少し寝かせt……え?主役?』
「ソウ、今日はアナタノ歓迎会!」
『え』
ちょ、ちょっと待ってお母さん
今日?今日って言った!?
い、いやいやいや…流石に唐突すぎませんか!?
「髪ヲ整えテ行クヨ」
『えっ、ちょ、えぇ…朝ご飯は?』
「アッチで食べルノ」
そ、そんなぁ…
髪を整え、作って貰ったドレスを着て急いで外に出る
グゥとお腹を鳴らせながら走る
ママは先に行ってしまい置き去りにされてしまったので慌てている
『あ~!なんでこうなるのおおおおおぉ…!』
ゲートを通れば別のエリアに着く謎の設定で飛んで集合場所…下見で見た所に走る
『ふぅ…ふぅ…着いた…』
「オマエ ハントレス ノ ムスメ?」
ギョッとして隣を見る
なんか凄い姿の女の子(?)が側に居た
ガリガリでつぶらな瞳をしている…
『えっと…貴方は……?』
「アタチ リサ! ミンナカラハ ハグ ッテイワレテル」
『リサちゃんね?私うさみって言います、よろしくね』
「オマエ ノ コトハ シッテイル
イイヤツ ッテコトモ キイタカラ オマエ イイヤツ!」
『あ、ありがとう…じゃ、一緒に(建物の)中に入ろっか』
「ウン!」
なんだよ、普通に可愛い娘じゃん
ただ手が鋭くて怖いけど
扉を開けて中に入ると皆が居た
やっぱりキチンとした服装をしていて(でもマスクをしている)少しドキっとした
『ってなんでママはタキシードなの!?
仮にも女性でしょ!?ドレスは!?』
「アタシの筋肉とドレスノ相性よくナイミたイだかラ」
あぁ…体の問題でしたか…
でもかっこ良くて似合ってるよ
ナースは綺麗なドレスを着ていて可愛かった(でも顔にry)
ナースの隣に居るあの豚の顔どっかで見たことが…?
って奥に居るのはまさか!!!
「ほらうさみさん、階段を登って」
『えっ、あ、はい』
…どうやらもう始まるようだ
歓迎会とやらを