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DeadbyDaylight 夢小説

第12章 冴えないメガネ


やぁうさみだよ


今日は暇だからね…少し散歩をしようと思うんだ
(私は誰に話しかけてるんだ?)


毎日暗くて朝が無く、光が当たらないから寒い


まるで地獄のようだな


まぁ、ママがくれた上着のおかげで少し寒い程度で住んでるからいいけど


外に居ても中に居ても寒いから嫌になるよ



「ちょ、ちょっと君!」


…ついに幻聴まで聞こえるとは
そろそろ頭がキたか?


「ま、待って…待って!そこのウサギのフード被ってる君…うわっ!」


ゴリュって感じの嫌な音が聞こえたから流石に後ろを振り向いてみたが…


ちょ、誰か転んだけど…てかマジで誰?


…普通の人間?




『あー…大丈夫?』


「あ痛たた…メガネ割れて…ない、よし!
や、やぁ…君もここに迷い混んだの?」


『貴方は誰?あ、私はうさみって言うの』


「ぼ、僕はドワイトって名前なんだ!よろしくねうさみ」


目の前のメガネ男はそれなりの顔立ちをして何故か服が血塗れ(普段の人達が血塗れだから見慣れたけど)

しかも声がドモっていてオドオドしているから見ていて面白い


「そうだ…早く君も逃げなきゃ!」


慌てたように立ち上がるドワイト君
いや、呼び捨てでいっか


『どうして逃げる必要があるの?』


「この森には殺人鬼が居るんだ!他に3人仲間が居たけどはぐれちゃって…
逃げないと君も僕も殺されてしまうのさ!」


『あら素敵ね、でも逃げるなら一人で逃げれば?
人数が多いと居場所がバレる可能性が高まるかもよ
ま、映画であれば一人行動は死亡フラグだけど』


ドワイト君はゾっと顔を真っ青にし、ガタガタと震え始めた
ちょっと言い過ぎたかも


殺人鬼ね…何となく想像はできるけど
ママ達はきっとその殺人鬼なんだってね

彼の話とママ達の話を聞いてて何となく理解したよ
そもそもマイケルとフレディは(映画の中で)殺人鬼だけど


だからと言って私が殺されない保証は無い

そういえばこの世界で普通の人間に初めて出会ったかも…
だが海外の方とは…日本人は居らぬか…?

まぁ普通に日本語喋っても伝わってるコノ謎が気になるけど今更すぎるか

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