第5章 自分で食べさせて
「全く…この小娘は悪い子だな。お仕置きでもしてやろうか?」
『ン"ン!?ンブンンン"ッー!』
何、勝手に話を進めてやがる!(しかも楽しんでる)
こいつ嫌い…!糞ぉ!
てかお前が悪い子だ!私は(多分)悪くない!
そしてヒルビリーにガン見されてるし、トウモロコシが熱すぎて口の中焼けそう!?
誰か…た、助げでぐれぇぇ
「オジサン、うさみいいコだよ。ボクの姿を見ても嫌な顔しなかった!
いいコだからあんまりイジメてあげないで」
『ン"ッ!?ン"ン"ーング!?』(嬉し泣き中)
「ほぉ…仕方ない。坊やの頼みだ」
そう言って残念そうにトウモロコシを引っ張る
押し込められていたトウモロコシが口から出る(めっちゃ熱い)
オエッ…苦しかった…
そ、それよりもヒルビリー君…
『あああぁビリー君もう大好き!優しい!天使!結婚しよう!
あとガチムチ変態おじさんは地獄に落ちろ』
ギュウっとヒルビリーを抱き締める
救世主!天使!神!結婚しよう!
「ン~うさみ苦しい…」
『あっ…ごめん』
「お前はビリー坊やの相手には相応しくない。結婚は許さん
あと俺は変態呼ばわりされるほど落ちては無い」
うるせぇ今日からお前は変態だ!(強制)
『…御父さん、ヒルビリーを私にください!』
「ダメだ」
『必ず幸せにします!結婚させてください!』
「たかが小娘に坊やのお守りが出来るとは思えん。
って誰が御父さんだゴラ」
「ケッコーって何?遊び?」
『結婚だよ。今日から私達は一緒に暮らs』
最後まで言わせてくれないトラッパーに怒るしかないじゃない!
って頭をグリグリされてるうううううう
痛い!痛いから止めてくれええぇぇぇ…!
ママ(ハントレス)が迎えに来るまで三人でずっとワチャワチャしてた
あーあ、頭痛かったしトウモロコシ食べれなかったし最悪だったわ…
けど案外、おもしろかったなあ(呑気)
ちなみに迎えに来たママに怒られた(トラッパーが)
ザマァ
ママの後ろでクスクス笑ってたらめっちゃ睨まれた
怖いっス…