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最愛の人 【 H×H /クロロ 】

第1章 【 オレ×ト×キミ 】


もうすぐ2000人近い構成員を殺し終える。
これがウボォーに捧げる私達からのレクイエム
絶対に貴方を殺した奴を、逃がしはしない

だから、もう少しだけ待っていて下さい

絶対に殺すから。

_____________________


私もクロロの所に行こうかな…
そう思い、一足先にビルへと向かった


え、能力も使えない私が行っても無駄って?
失礼しちゃうわ!

私は能力を使えないんじゃなくて、使い過ぎが
ダメなの。命を削ってる事には変わりないけどね


だからクロロは能力を使うなって怒るんだ…
心配性なのも昔から変わってない


皆の前では団長だけど、私の前ではただの恋人


きっとクロロなしでは私は生きられない
何も出来ないの。一人じゃなんにも出来ないんだ


だから、殺そうと狙ってくる者は 即排除 する
自己ルール。それに従って世界で最も有名な
暗殺一家、ゾルディック家のイルミとカルトに
依頼した件は「十老頭の暗殺」

何故かって?

闇情報取り引きサイトを開設した友達から
教えて貰った話なんだけど


「十老頭はクロロを殺すためにゾルディック家の
ゼノ爺とシルバを雇ったらしい。」


知った時、殺さなきゃ。
早く手を打たないと…

そう思ったんだ。だから私も雇う事にした
同じゾルディック家で仲の良いアイツに

でも、ゼノ爺とシルバが相手なのは厄介だなぁ

もうこの建物の中にいるはず。少し急ごう
走ってエントランスを通り抜け
猛スピードで階段を駆け上がる

ドンッ

見知らぬ誰かと肩がぶつかってしまった。
慌てて立ち止まり謝ると

『ごめんなさいっ!大丈夫?』

?「あぁ、私は大丈夫だ。貴女は?」

綺麗な金髪で背の高めな民族衣装を着た
黒い瞳をした男の人だった

『私?大丈夫だよ!はい、落し物』

カブトムシの形をした携帯を渡した

?「すまない。ありがとう」

『ううん!じゃあね!』

?「待て。貴女は何故ここに?
一階のロビーで集まる事になっているが…」

『忘れ物を探しに!
(命狙われてるかもしれない彼氏をね)』

?「そうか、早めに集まるようにな」

『うん!』


立ち去るように、また階段を猛スピードで
駆け上がっていく。そして辿り着いた…


たぶん、ここ…この部屋の中だ
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