第1章 【 オレ×ト×キミ 】
気を失っているの髪を梳くと
お腹の上に吐き出した欲の処理をする
一滴残らず白濁した物を出せば事後の
処理を終えた後、の隣に寝転び
身体を抱き寄せた
(朝になれば怒るだろうな)
クスッと小さく笑みを浮かべ
の首筋にキスをした
クロロ「おやすみ」
_______________
チュンチュン…
『ん。…』
小鳥が朝が来たと告げに窓辺へ飛んできた
クロロが隣にいない事に気付き少し寂しくなる
目を擦り、ムクっと身体を起こした
(〜〜っ!足腰が動かないんですけど!)
腰を摩るながら後で怒ってやろうと思うのであった
窓を開けると、は深く深呼吸した
ふと、ベッドの脇に設置しているサイドテーブルに目をやるとクロロからの置き手紙があった
「 おはよう
朝食はフェイタンが作ってくれる。
しっかり食べろよ
鎖野郎を探し出し、連れて来いと
マチとノブナガに命令した。
お前も行っていいが、念は使うなよ 」
見慣れた綺麗な字が並んでいた
手紙でも過保護なクロロに思わず頬が緩む
『ふふ、ほんと過保護だなぁ』
ポツリと呟くとサイドテーブルの
一番下の引き出しから、何やら取り出した
『うわぁ…満杯になってる
新しく可愛い箱でも買おうかなぁ?』
その箱は、今までクロロが宛
に書いた手紙を保管するための物だった
幼い頃から今まで二十数年間の思い出を
はずっと残してきた。
ありがとう、と感謝の気持ちを綴ったもの
ごめん、と謝罪の言葉があるもの
好きだ、と恋情を綴っているもの
(寂しくなったら見てる何て言えないや)
『私も行こうかな…腰が痛いけど。
あ!フェイタンの朝ご飯があるんだった!』
ふっふふ〜ん♪と鼻歌を歌いながら部屋から出た
__________________
フェイタンは朝食を作り終え、古書を読んでいた
『フェ!イ!タ!ン!』ニコッ
手を後ろに組みながらフェイタンの顔を覗く
フェイタン「全く、朝から元気ね」
はぁ…と呆れ気味の溜め息を吐いた