第10章 【お風呂場での濡れ事】
「はどこもかしこも、感じてしまうんだねっ、とっても可愛いよ。可愛くて、食べたいくらいだ……」
「……ふぁっ……、そん、なんじゃ……ンっ」
「背中だって、指で一撫でしただけで感じてるじゃないか」
白蛇さんは背中に置く指を離し、少し前のめりになり、肩甲骨に下を這わす。ぴくんと身体が微かに揺れ動く。
「んっ、絞まったね」
そう言っている間も早急を付けながら出し入れしている。たまに、凄く深い所にコツコツとあたり、その度に呼吸がままならなくなる。
肌と肌がぶつかり合う音に加え、お湯にも浸かっていたためか、さらに卑猥な音へと変わる。
「あ、ぁあ……っ、また、いっちゃう、んぁ……ふっ」
「……っ、いって。っ私も、中に出していい?」
中に出されてしまうと、いつもならやめてと言ったり、無駄だが抵抗を見せていたはず。今の私には到底そんな考えに及ばなかった。
こくこくと数度頷く。
「……っあぁ、だ、出してぇ……!」
打ち付けられる毎に、鼓動が速くなり、目がチカチカと霞む。
ぎゅっと手すりを掴み直す。
「ふっぁ……だめっぇ!ほん、とに……だめぇ」
「んっ、ほら大丈夫だから、ねっ?いって……ほら」
すると、腰を掴んでいた片方の手が、へその下辺りをクッと押す。その瞬間、ビクビクと膣全体が痙攣し、あっけなくいってしまった。