第3章 【愛とか恋とか一途とか。】
はー、はーと息を整える。
イッたであろう私を見て白蛇さんは、クスリと微笑んだ。
「イッたのかい?ㅤふふふっ、とても可愛かったよ」
とても恥ずかしい事を言われているのだろうけど、そんなに心にも身体にも余裕がなかった。
だって、白蛇さんの指が下着の縁へと伸びたのだから……。
「な、何するんですか!?ㅤイッたばかりですよ!」
「何って。あれはイッたことにならないよ。次からが本番だよ」
抵抗も虚しく、濡れた最後の下着も取り払われ、無防備になった秘部はすーすーして落ち着かない。
「やあ!ㅤ下着返してくださいっ!ㅤ恥ずかしいんです!」
返してと言葉で催促したけれど、下着を持っている彼は後ろへと投げる。
「じゃあ次は中でイッてみようか……」
人の話を聞け〜っ!!下着返してよ〜っ
手を秘部へ戻し、次にクリトリスを中指で擦り付ける。
「っ!ㅤイッたばかりだから、やぁ!」
嫌だ嫌だと抵抗する。そんな私を弄ぶかのように中指の動きは止めない。
「こんなに濡れているよ?ㅤは濡れやすいんだね。これなら指も入るかな」
つぷっ……
愛液で十分に濡れた指を、私の膣口へ宛てがう。
「んはあっ……やだやだあっ!」
「少しキツイようだね。乳首もいじったら力抜けるかな?」
先程まで舐めていたであろう、唾液で濡れた乳首は再び白蛇さんの口内へ。
「乳、首……いやぁ……」
「嫌じゃないでしょ?ㅤほら、少しずつ指が入ってる」
舐められ感じている間に指は第二関節ほどまで収まっていた。
「ん……ふっ、はあ……んっん」
指が全て入ったくらいだろうか、指の動きが上下に動き始める。
「……ほら見てごらん。私の指全部飲み込んでいるよ、中までヌルヌルしているね」