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繫がる物語

第4章 第四話




 某国上空

「あ、そういえば」
「どうしたの、エルア?」
 魔法の絨毯での移動中、エルアはあることを思い出した。
「バルバットに、確かジュダルもいるんだった」
「えっ、ジュダルちゃんが?」
「うん。なんか、仕事がどうのこうのって。仕事内容までは触れてなかったけど…」
 エルアらにバルバットに行く話がされた二、三日前、エルアはジュダルから、バルバットってトコにちょっと行ってくる、という話をされていたのだった。
「そーそー、そういやそうだった。…よっと」
 そう言うと、エルアは何故か柔軟運動をしだした。
「?いきなりどうしたの、エルアちゃん?」
 紅玉が尋ねると、エルアは真顔で答えた。























「逃走準備」
「」

 エルアも大変ねぇ、と紅玉は思うのだった。
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