第2章 銀魂 トリップ 志村新八 その後
新八と付き合うようになりしばらく経った頃。少女の瞳には光ご戻り、ここの世界に感化されたのかかなりものをはっきりと言うようになった。
「あ、新八さん!迎えに来てくださったんですか?」
「うん。少しでも長くいたいしね。それに万事屋だと神楽ちゃんがひっついて離れないし。」
「フフッ、確かにそうですね。すいません気づいていなくて。これからは気をつけてますね。」
ぐっっ。可愛い過ぎる。お通ちゃん並みに可愛い…ちゃん超可愛い…今なら死ねる…
「いや、そんな事気にしなくてもいいんだよ。」
「新八さんが気にしなくても私がするんです。」
そう言うと少女は新八の腕に抱きついた。突然の出来事に頭が追いつかず、うええ!?、と声を出した。少女は単にいきなり行動に起こしたので驚いただけだと思ったのだが
待って待って待って!む、胸が当たってるよちゃん!!気づいてお願いだから気づいて!!もう僕のライフはゼロなんだよ!!
「いや、ですか?やっぱり外でこんな事はしたないですよね。」
「ち、違うよ!単にびっくりしただけだから!!」
「…本当ですか?じゃあこのままで。」
一瞬シュンとした少女を励まし、とりあえず誤解を解いた新八。しかし、自身を襲うモノは解けていないので内心はかなり焦っている。
うわああ!嫌じゃないよ!嫌じゃ無いんだけどね!!気づいてお願い!本当に僕これどうしたらいいんだよ!!