第1章 銀魂 トリップ のその後 沖田総悟
「お、沖田さん。ほかにしてほしいことって無いですか?出来る範囲でならなんでもいいですけど。(ど、どうしよう…沖田さんなでられるの嫌だったのにつき合わせちゃったかな?)」
「んあ?そーさなー。俺の事名前で呼びなせぃ。」
『…え、いいんですか?(え、そんな事?)」
「俺がいいって言ってんだからいいんでぃ。」
「フフッ、総悟さん」
少女は嬉しそうに沖田の名前を呼んだ。正直のところ少女はずっと名前で呼びたかったのだが、タイミングがつかめず半分諦めていたのである。それが沖田の方から頼まれたのでやっと叶えることができ、とても喜んでいた。
ちょっと待てぃ!!なんなんだ!なんなんだこの可愛さわ!!もう俺死ぬ。死ぬほど可愛いでさぁ。俺明日死んでても全く後悔はありやせん…
「総悟さん。」
「なんでぃ?」
「呼びたかっただけです。総悟さん。」
あー、俺もう無理でさぁ。
本当は自身の名前を呼ばせて恥ずかしがっている少女を見ようと思っていたのだが、逆に調子を崩される沖田であった。