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好きになってはいけない相手
第4章 5男6男とお買い物
『梓さんはどうしますか?』
こっそりと僕を見て尋ねてくる
無理強いはしない、かと言って放置もしない
絵麻だったらどうするだろうか?
迷子センターとか店員とか呼びそうだな…
『?梓さん…?』
梓「ああ、うん、一緒に行くよ」
『分かりました』
そう言うと地図で現在確認をする
「ママ…見つかる…?」
『うん!見つかるよ!』
「……このアメ…ママにあげる!」
ギュッと握ったのはぶどう味
『ふふ、偉いね。きっとママも喜ぶよ』
男の子の頭を撫でて手を繋ぎ歩く
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