第4章 5男6男とお買い物
「ママが……っ!いないの!…どこにもいないの!」
『ママとはぐれちゃったんだね。ママ一緒に探そうか』
ギャン泣きからグスグスと鼻を啜り出す
『はい。チーン』
「チーン!」
『ふふ、上手に出来ました!そんないい子には…』
はポンポンとズボンのポケットを叩くとイチゴミルクのキャンディーを取り出した
『わ!いい子だからキャンディーが出てきたよ!』
「すごーい!でも僕ぶどう味も好き〜!」
『ぶどう味?出るかな〜?あ、お姉ちゃんのポケット叩いて?』
男の子はポンポンと叩きポケットを漁る…