第8章 結婚式
『どうして私なんですか…』
麟太郎「君を本当の家族と思っているからだよ」
麟太郎は1つ嘘をついた
“家族”と思ってはいない
本当は1人の“女性”として愛しているが、相手は高校生
そして、今は美和と言う愛すべき女性(ひと)を見つけた
だが、を手放す気はない
『……分からないです。麟太郎さんが分かりません。……分かりました。とりあえずこの話は保留にしておきます』
は麟太郎に頭を下げると、出て行った
トイレでラフな格好に着替える
『(もう着ることもないかな…)』
青いドレスを見てそう思う
そして髪の毛も解くが、多少ウェーブがかかっているが、さしておかしくもない