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好きになってはいけない相手

第8章 結婚式


『お姉ちゃんには絶対ナイショですよ?』

小さく笑う

祈織「イチゴ好きなの?」

『はい。多いと丸々2パック食べちゃいますよ』

棗「まぁ、毎日じゃないなら良いんじゃないか?」

『そうですね…毎日だとバイト代いくらあっても足りないです』

祈織「他に好きな物はないの?」

『他…ですか。うーん…野菜は好きですね』

ケーキとか甘い物を想像していた2人は斜め上の発言に驚く

棗「野菜?」

祈織「野菜」

『もちろんお肉やお魚も好きですけど、サラダは必須です。ドレッシングも手作りです』

祈織はジッとを見つめた
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