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好きになってはいけない相手

第8章 結婚式


『……祈織さん?私の顔に何か付いてますか?』

祈織「……ううん。が楽しそうに話すからつい見惚れてた」

シーンッと静まり返るは、言われた言葉を脳内処理すると、ブワッと顔を赤くした

『っ〜〜〜』

真っ赤な顔を見られないように下を向くが、髪の毛は結ばれているため、ほんのり赤い頬を見せることになる

『ごっごめんなさい…。わっ私…あの…』

何をどう話せば良いのか分からない
それを見つめる棗と祈織

棗「(これは…)」

祈織「…ふふ…可愛い」

『……っ…あまりからかわないで下さい』

赤い顔で言われても迫力も怖くもない
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