真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第15章 真選組の秋祭り
名無し 「あれ…なんでここに…?」
見慣れた部屋。
自分の部屋だと気づくのは早かった。
私昨日お妙さん達とお鍋食べて…
そうだ、銀ちゃんと居酒屋行ったっけ。
ただ、それ以降の記憶が無い。
それに、頭が痛いし気持ち悪い。
重たい体を起こして座る。
今何時…時計を見て驚きのあまり目が覚める。
14時!?うそっ!そんなに寝てたの!?
急いで隊服に着替えて廊下に出る。
障子を開けた時に頭がぐらっとして、思い切りこけてしまった。
名無し 「いった〜!!」
近藤「おわっ!大丈夫かっ!!」
目の前には半裸で木刀を握った近藤さんがいた。
名無し 「あ、近藤さん!すみません、寝過ごしてしまって!!」
じんじんする鼻を押さえながら謝る。
近藤「いや、トシが『今日は特に仕事もないから名無し を寝かせてやってくれ』って言ってたぞ」
名無し 「え、土方さんが?」
いつもなら寝坊なんかしたら瞳孔がん開きにして説教なのに?