真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第15章 真選組の秋祭り
【銀時side】
小学生は時々少しうなされている。
何でそんなに思い詰めんだよ…
名無しの柔らかい髪を撫でるとうなされていたのが少し落ち着く。
パチッ―――――――――
銀時「!!」
突然が目を開けた。
慌てて撫でていた手を引っ込めると名無しは「ん…」と重たそうに起き上がる。
名無し「ここどこ…?」
銀時「公園。休憩してんの」
名無しはまだ半分寝たような顔をして周りを見渡す。
名無し「ごめん…私寝てたから…」
何かを言いながら名無しは俺の肩にもたれかかってくる。
銀時「おい…」
再び寝息をたてだした。
銀時「よく寝るやつだぜ」
いい歳した娘が無防備に男の肩借りて寝んじゃねぇよ。
あれか?ドラマのワンシーンか?月九の"恋仲"か?
本田翼か、オメェは。
銀時「もし真選組に帰りにくいんならうちに来いよ。新八も神楽も喜ぶぜ?あ、定春も」