真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第15章 真選組の秋祭り
【銀時side】
ようやく屯所に着いた。
いつもは門の前に二人誰か立ってんのに夜も遅いせいか今は誰もいない。
どーすんだよ。
その時廊下を歩くゴリラと多串君を見つけた。
銀時「おーい、そこのゴリラ!!」
近藤「ん?誰だこんな夜中に」
土方「近藤さん、もうツッコミもしねぇのかよ…」
俺は二人の元に向かう。
近藤「万事屋!?何でこんな所にいるんだ?」
銀時「ほら、オメェらんとこの娘」
背中にいる名無し を見せる。
近藤「名無し !すまない、こんなところまで」
土方「爆睡してんじゃねぇか。つーか、この服どうしたんだよ///」
多串君が名無し を抱える。
服?あぁ。多串君の反応でこれじゃ総一朗君はいよいよヤバイんじゃねぇか?
土方「テメェこいつに何した?」
多串君の瞳孔が開く。
土方「微かにアルコールの匂いがする」
近藤「名無し !酒飲んだのか!?良いなぁ俺今日忙しくて飲んでないんだよ〜!」
土方「そういう事じゃねぇだろうがぁ!!オメェはもう寝ろ!!」
ゴリラは悲しそうに去って行った。
銀時「間違えて俺の酒を飲んだんだよ。慣れてねぇから二日酔いするかもな」
土方「はぁ…」
銀時「じゃ、そういう事で」
俺はヒラヒラと多串君に手を振って来た道を戻る。