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ダーリン・イン・ザ・フランキス

第12章 「パートナーシャッフル」





フトシ君はミツル君の言葉を聞いて、
自分の気持ちを正直にココロに言った。







「好きだった、俺…ココロちゃんが好きだったんだよぉおおお!!」








その声は周りに響き、ヒロの耳にもフトシ君
の声が届いていた。








「心配要らないよ…僕達はずっと一緒だから。

死ぬまで、ずっとね……」







後ろからゼロツーに抱きしめられ、
彼女はヒロにそう告げた。









彼女は言った、


私達の中ではそう言う事は起こるんだと


恐らくそれは正しいのだろう。


ヒロを許せるかどうか、


僕にはまだ分からない。


でもこれからも


きっと僕達の間ではそう言う事が


起こり続けるのだろう…


翌日の朝、起きると体温は平熱に戻っていた













「…ヒロ、どうしたの?帰って来てから様子が変だよ?」




「……そうかな、いつも通りだと思うけど。」




「CODE00、次は君の番だ。早く来なさい。」




「………はい、分かりました。」




「行ってらっしゃい、ゼロ。」




「うん、…頑張って来るね。」









幼い頃の記憶、


あの日は確かにヒロの様子が


可笑しくなっていたのを私は覚えている。


そして、次は私の番になると


オトナ達は何故か私を見て


高く"モノ"を見るかのように


私を、貴重に扱うように


_______________檻に閉じ込めたのだ。
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