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ダーリン・イン・ザ・フランキス

第17章 「比翼の鳥」





「な、……何あれ……?」





「あんな戦い方見た事ないわ」





「……13部隊だ。相変わらず無茶苦茶だが……
心強い!!皆、今のうちに態勢を立て直すぞ」





「おう」







090はそう言うと、呆れつつも
表情が緩みフッと笑うとまた元気になっていた








「ミツル君!」





「行きますよ!」





「見えたっ!!ん?
……人工物……なのか?」





「皆!あそこから突入するよ!」








ゴローは人造的な穴に疑問を見えた。
イチゴ達はその穴から突入しようとするが
突然地面から大揺れが生じた。







「な……何だっ!?」






「叫竜達が逃げていく」








《地中のマグマエネルギーの活性化を確認。
振動波再測定。これを超レーマン級と判定》







「ほう……!こんなものまで隠れておったか」





「超………レーマン級ですって?」





「聞いたこともないぞ……」








驚愕の顔をしたナナさんとハチさん、
一方で博士は楽しそうな顔をしてモニターを見ていた。




割れる地面、沈むプランテーション
環状に広がる煙が正に戦場だと改めて感じた。







「や、………山が動いた……!?」









落下してくるクローラーやモノレール、
外壁がメキメキと音をたてながら崩壊していた。







「26都市……俺達の都市が……」







「不味い…アイツ、プランテーションを
潰して回るつもりだ!!」






《超レーマン級の叫竜座標E3から移動
予想進路にプランテーション3機が含まれてます》







「CODE090へ繋げ。プロトコル32だ」






「………プロトコル32……ですか?」






「どうかしたか?」






「い、いえ……」






「CODE090、これは名誉なことなのだよ。」





「………了解……しました」








『プロトコル32』
その言葉がどの様な意味なのか、
CODE090は十分理解をしていた____________
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