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異世界旅行

第2章 新しい世界、新しい家族、新たな誓い


ナツは右手にに炎を纏わせストレートを放ってくる。
「火竜の鉄拳!」

俺はその拳を水を纏った左腕で受け止め、右手に氷で刀を作り
脇腹めがけ水平に振る。


ナツはその刀を足で止めると口に炎を溜め、ブレスを放つ。
「火竜の咆哮!」

俺は咄嗟に水で壁を作り、直撃を避ける。

水が炎で蒸発すると、
炎の熱により、蒸気がその場に留まることなく消え去る。
俺はナツに向かって走り出し、氷で出来た刀と足に雷を纏わせる。
「氷雷刀五ノ型、神速一閃。」

一瞬でナツとの間合いを詰め、顎に峰打ちを叩き込む。
するとナツは気を失い、地面に倒れた。

この間10秒。

「それまで!勝者、蒼!」
マスターがそう宣言すると、呆けていた者達が騒ぎ出した。

俺はナツをおんぶし、治癒魔法をかけてからマスターの元に向かった。
「一応治癒魔法はかけておいたので大丈夫だと思います。
一応手加減したのですが、大丈夫でしょうか。」

「まぁ、大丈夫じゃろ。頑丈な奴だからのぉ。」

そんな話をしていると紅髪の女性エルザ・スカーレットと
金髪の女の子、ルーシィ
そして上半身裸の変態グレイフルバスターがやってきた。

「私はエルザ・スカーレット。エルザと呼んでくれ。
しかし流石だな、ナツをあっさりと倒すとは。
もし大丈夫なら、私とも戦ってくれないか?」

「いいよ。でも全力ではできないから、そこは勘弁してね。」

エルザに私とも戦えと言われ、了承するとナツが目を覚ました。

「はっ!勝負はどうなった!」
ナツがそう言うと
「お前の負けだよ、クソ炎。」
「なんだと氷やろう!」
と喧嘩し始めた。
2人は喧嘩しながら、そのまま何処かに行ってしまった。
「ナツに勝っちゃうなんて、蒼って強いのね。
あ、アタシルーシィ。よろしくね。」
俺はよろしくと返し、エルザとルーシィに自己紹介をした。
「俺のことは知ってると思うから形式だけ。
名前は山吹蒼。よろしく。」

そして自己紹介を済ますとエルザと戦うべく場所を移動した。

「それではよろしく頼む。
最初から本気で行かせてもらうぞ!」
剣を待ち向かってきた。






結果を言うと俺が勝った。
エルザに水竜の咆哮を当て濡れたところに雷竜の放電を当て、
動きを封じてから炎で刀を作り首筋に添え、
エルザが降参して幕を閉じた。

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