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異世界旅行

第3章 S級試験


俺が束に提案したのは
俺達の会社である山吹コーポレーションで
宇宙へ行くためのISを開発しているため、
アドバイスや、手伝いをしてほいと言うこと、
見返りとしてISは兵器ではなく宇宙への翼という事を
大々的に宣伝する事。そして束を山吹コーポレーションで
雇い、政府から隠し守るという事。

この提案を束に話したところ、なんと、受け入れてもらえた。
俺としてはダメだと思っていたので
受け入れてもらえた時は
やったー!と叫んでしまった。

その声を聞いた従者が駆けつけてきたがなんでもないと追い出した。

「そー君、ありがとう。ISを兵器としてじゃなく
翼として見てくれて。
あの子達もきっと喜んでくれるよ。」

束さんはそう言い微笑んだ。

俺が叫んでしまった後、そー君と言うあだ名?
をつけられた。
レムはレーちゃんと呼ばれていた。

なんであだ名をつけるのか聞いたところ、
俺が叫んだ時、従者がすぐに駆けつけた事で
従者からかなり信頼されていることが分かり、さらにISを
翼といってくれて嬉しかったから
、束さん相手に本音で話してくれて
信用出来るからとのことだった。

俺は嬉しくなり、束さんと口に出してしまったが
束さんではなく、束と呼べと言われてしまい
そう呼ぶことになった。

「そー君、いきなりなんだけどいっくんて言う知り合いの男の子を
3年後にIS学園に入れるんだけどね、
そー君もIS学園に入ってくれないかな?」

束にそう言われ、俺は頷いた。

「分かった。束のことだから
IS学園に入って、内側からISは宇宙への翼だって事を
広めてくれ、って事なんでしょ?
だったら喜んで引き受けるよ!」

「さっすがそー君!分かってるぅ〜!
あとレーちゃんも一緒に行ってね!
そー君とはクラスも寮の部屋も同じにしとくから!」


「ありがとうございます束お姉様。」

束はお姉様と呼ばれて喜んでいる。
レムは束をお姉様と言うことにしたようだ。

「それじゃ束、家のみんなに紹介するから着いてきて。
あと、キツくあたるの話だからな?」

「分かってるよー。流石の束さんでもこれからお世話になる人達に
酷いことは言わないよ!」

「どうだかな、まぁ皆んないい奴だから安心してよ。
絶対歓迎してくれるから。」

「うん!」

俺達は部屋を出て
従者の1人に大広間に全員集まるようにと伝え、向かった。
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